「8/19」

第527話
不定期連載
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2008年8月19日(火)
えらい蒸し暑さに見舞われた本日の大阪地方。呆然となりそうな頭と体をあやつり東奔西走、ゴリッと身体に食い込む消費と
引き換えに任務完了。スーパー〜米屋と巡り帰宅した。

ミヤネっちが報じるオリンピック情報見ながらわんぼるランチを頂き、晩の諸準備まで済ませて画室に移動。散らかった昨日まで
の道具を片付け、次なる作業を開始した。

PM7:00 本日の目標地点まで到達、明日の材料の確認までして画室から脱出。ニュースをつけて酸欠気味の頭のリフレッシュを
はかりつつ納豆をかき混ぜた。

今晩は、2匹398円で買ってきた三重産の丸アジの刺身に、チンゲン菜のおひたし、味噌汁はニン・かぼ・エリンギ・冬瓜です。
2008年8月20日(水)
基本的には蒸し暑かったものの、時折り吹く涼しい風に助けられた本日の私。

集金〜配達と無事任務を終え、スーパー〜八百屋と巡り帰宅。シャワー〜わんぼるランチと頂き、晩メシ用のドイツ産の
カラスカレイ・198円(解凍)の煮付けまで完成させ、画室に移動。

用意しておいた部材と向き合い、昨日の俺が出した指示に従い作業を進めた。

PM7:00 とっ散らかった部屋に掃除機をかけ、顔洗って気分一新、ニュースを聞きながら納豆をかき混ぜ、モロヘイヤを洗った。

(今日は、八百屋に沖縄産のシークワーサーが10コ以上入って100円で出ていたので、焼酎に入れてみようと思い買ってきた。
本物を見たのは初めてで、思いのほか小さいので驚いたが、爽やかな酸味が疲労を夜空に連れ立ってくれると信じています。)
「8/20」

第528話
2008年8月21日(木)
時折り天気雨が降り、一段と涼しくなった本日の大阪地方。無事、与えられた任務を終え、いつも通りのTシャツ・短パン姿で
スーパーへ向かった私は、通り雨後の店内の冷気にぐんぐん体温を奪われながら買い物完了。再び射し始めた光がもたらす安堵と
喜びを胸にチャリの鍵を開け、雨上がりのきらめく路地を抜けて帰宅した。

銀メダルを獲得し凱旋した男子フェンシングの太田選手とミヤネっちが闘う様を眺めながら、わんぼるランチを頂き、晩の諸準備
まで完了して画室へ移動。昨日の段取りに従い作業を開始した。

PM7:10 本日の目標地点まで無事到達。イースタン・ユースかけて部屋を掃除し、日が暮れるのが早くなったベランダに出て、
植木達に水をあげた。

今晩は、2匹200円で買ってきた三重産の丸アジを塩焼きにして、昨日のシークワーサーをかけて食おうと思う。
うまいで〜!!・・多分。
「8/21」

第529話
2008年8月22日(金)
久方ぶりにジーパンにカーデガンをはおって部屋を出た今朝の私。営業所に着き、着替えで賑わう更衣室に入ると、みんなの
表情には、急な冷え込みとなった朝の空気が確かに映り込んでいて、ささいな会話の中にキラッと小さなシンパシーが伺えて
嬉しかった。

結局汗ばみ、任務完了。買い物済まして帰宅し、洗濯〜シャワー、わんぼるランチ〜晩の諸準備と完遂。画室に移動し、昨日の
指示に従い作業を進めた。

PM7:20 とりあえず組み上がったGEISAIの本番用プレゼンテーションを前に現実の冷や水を浴び、暫し黙考。決意新たに立ち上がり、
わんぼる君に見せたろと電気消して台所へ移動。LEO今井かけて炊飯を開始した。

本日は涼しくなったせいか、いつもより沈静化した部屋の空気にシンセサウンドが透き通って響いた。私は、ヴォリュームを更に
上げ、納豆をかき混ぜ、モロヘイヤを洗った。今晩は、北海道産・生サンマ(199円)を焼いて、シークワーサー搾って食います。
「8/22」

第530話
2008年8月23日(土)
久しぶりにわんぼる君共に丸一日休みとなった本日。まずは朝メシ前に画室に赴き、本日分の作業を完遂。長いこと見てなかった
連ドラ“瞳”を眺めつつ、ちょっと嬉しくなりながら、目玉焼きとハチミツをはさんだ休日版・ゆとりのトーストを食らい、いざ、
京都目指して部屋を出た。

今日は、以前、日曜美術館で紹介されているのを見て大変楽しみにしていた“かざり 日本美の情熱”展を観るべく、三条高倉の
文化博物館へ向かった。

まずは、阪急烏丸のイノダでアラビアの真珠(ブラック)を飲み、軽い移動でボケた頭に喝を入れ、いざ出発。パラつく雨の中ヘラヘラ
と歩き、高まる興奮を抑えつつ会場へ臨んだ。

縄文〜現代に至るまで日本人の“かざる”情熱に焦点を当てた本展。薄暗い会場は、おなじみ縄文式土器のミサイル級インパクトで
グオッと幕を開け、鎌倉〜室町の法具へと移り(“春日龍珠箱”に施された波濤の彩色には目を見張った)、岩佐又兵衛・織部・鍋島
とヒーロー・名品が並ぶ桃山〜江戸期のコーナーへ突入。戦乱〜平定の世を背景にした大胆かつ、ユーモラスなデザインの数々が心に
もたらす希望に強く励まされながら、会場第3コーナーを曲がると、VTR映像と共に島根県・石見神楽の舞台が再現されていて、その
ストレンジかつパワフルな魅力にしばし釘付けになった。(衣装、背景の幕もさることながら、密集した紙垂で出来た天井がまるで
八百万の神が降りてきそうな雲の様で素晴しかった。)

そしてラストには、日曜美術館放映時、テレビ画面にかぶりつき、写真を撮りまくった出雲市に伝わる“平田一式飾り”が見事に
再現されていた。日用使いの食器・雑器を集結させて、ヤマタノオロチと戦うスサオノオノミコトを作り上げていた今作は、全体の
見事な情景・フォルムとそれを構成するディティールのギャップが素晴しく、目を移す全てに制作に臨んだ出雲市の保存会の方々の
高いユーモアと意識がビシバシと散りばめられていて、オッサンらのデカイ笑い声と興奮が伝わってくる様で大変嬉しかった。

明るい感動を胸に会場を出た我々は、パラつく雨の中ヘラヘラと歩き、気分に適当な看板の定食屋に入店。
私はカツカレー、わんぼる君はハンバーグ定を頂き、錦市場から寺町の古美術・古本屋と巡り、地下鉄〜阪急と乗り継いで地元の
ジャスコで買い物して帰った。

今晩は、冷凍ご飯に、250円で買ってきた兵庫産のグチの塩焼き(シークワーサーがけ)で行きます。
「8/23」

第531話
2008年8月24日(日)
PM0:00 東大阪の現場、心地良い疲労感と引き換えにカーペット洗浄作業無事終了。

地下鉄中央線〜御堂筋線と乗り継ぎ、難波で下車し、買い物に出て来ていたわんぼる君とタワレコで合流。
グランド花月裏の洋食屋で680円のサービスランチ(ヒレカツ・エビフライ・サラダ)を“うまい!!”と頂き、
ジュンク堂での立ち読みを経て、スーパーに向かうわんぼる君と別れ一旦帰宅。

荷物置いて、チャリンコ乗って再度出発。GEISAIのプレゼンテーション・パーツを購入すべく、コーナンへ向かった。

日曜午後の光が射しこむ材木コーナー・カットサービスの脇をうろつき、寸法・材質共にジャストな端材(20円)を購入。
覇気が薄れた陽射しが照らすアスファルトの上、ヘラヘラとペダル漕いで帰路に就いた。

汗ばみついでに本日の目標地点まで作業を進め、シャワー浴びて作業着を洗った。

今晩は、オリンピック総集編を観ながら、わんぼる君謹製のカレーを頂こうと思います。
「8/24」

第532話