第781話
不定期連載
BACK NUMBER
TOPへ
GALLERY

2009年4月30日(木)
長かった花粉の季節も終わりが見えはじめ、温かさが素直に嬉しかった本日の私。GW挟間、月末・休み明け、となかなか盛り上がった
任務に感謝〜奔走、無事完遂。スーパー〜スーパー、八百屋、写真屋と巡り帰宅。

自然光でも充分明るい部屋に喜び、“ニュー・オーダー”(先日TSUTAYAで借りた'81〜06のシングル・コレクション)“プイ〜ン”と
響かせ、光と音質の充満に感謝。ベランダ水遣り、米研ぎ・ダシ取り〜久々のわんぼるランチ、ミヤネ屋見ながら美味しく頂き、
作業へ移行。持ち帰ってきた写真プリントを引き続き整理した。

PM6:50 本日の目標地点まで無事到達。ニュースつけて窓を開け、酸欠頭にフレッシュ送風〜炊飯開始。納豆掻き混ぜ、おひたしの
小松菜を洗った。

今晩は、高知産のトビウオの刺身に、味噌汁はニン・さつま・椎茸、あとスナップいんげんが100円で出ていたのでおひたしついでに
茹でようと思う。きゅぴっ!! とした食感を彩りと共に楽しみたいわッ!!
第782話
2009年5月1日(金)
爽やかに晴れた本日の大阪地方。メーデーの行進横目に任務に勤しみ、スーパー〜パン屋、八百屋と巡って帰宅。

日に日に伸びゆくベランダの萩、イチゴ、シダ、雑草、新緑に微笑み水遣り、米研ぎ〜ダシ取り、わんぼるランチ・ミヤネ屋見ながら
美味しく頂き昼寝〜起床。ニュー・オーダー〜ビル・エヴァンス、コーヒー、スチャダラパーで画室に入場。ここのところ遠ざかって
いた監督への提出課題に勤しんだ。

今日は、石川産の連子鯛(4匹398円)を長葱と共にフライパンで焼いて、味噌汁はニン・じゃが・椎茸、おひたしはチンゲン菜で
おまけに100円で買ってきた高知産の“あき豆”(ヘニョっとした平たいインゲン豆みたいなやつ)を茹でて食おうと思う。
第783話
2009年5月2日(土)
二人揃って休みとなった本日。ゆとりの睡眠から起き上がり、連ドラ“つばさ”見ながら朝メシ〜身支度。先日の妙心寺展・後期
展示替え観るべくJR新快速乗車、いざ京都へと向った。

毎度の大階段大構造くぐり抜け、道端のタンポポ・ヨモギに京都感じつつ塩小路〜七条と歩き、京博到着。混み合った会場にある意味
安心。トイレへ赴き、気持ち落ち着け観覧開始。順に観て行きつつもどうしても近世コーナーが気になるので先に観る事にしたのだが、
途中の入れ替え作品に足止められてソワソワ、結局順路を追って観た。

(狩野正信氏の“鍾呂伝道図”高い集中力で描かれたビチビチの松と繊細な人物の表現は非常に魅力的やった。“瑠璃天蓋”やっぱり
きれいやった。そして大変楽しみにしていた狩野山雪氏の“寿老・梅山鵲・竹鳩図”・・私、天球院の障壁画と勘違いしてしまっていて
少々残念やったけど、水墨の軽妙なタッチと共に、松・竹のへにょ〜んと伸びた独特の表現は納得の逸品やった。またセンス抜群の海北
友松氏が“琴棋書画図”で居眠りをした高士を描いているのも気になった。)

期待し過ぎだったせいか何となく物足りない気分で会場を後にし、烏丸までテクテク。ポルタのカプリチョーザでイカ墨パスタ食らい
一休み〜小山登美夫ギャラリー京都のトム・フリードマン展と巡り一しきり楽しんで、七条通りの喫茶店でアイスコーヒー。しょぼさが
落ち着きを醸す店内で貰って来た諸情報読んで一息つき、混まないうちにと新快速で帰阪した。諸家事から解放されたい我々、今日は、
近所で済ませたい・・。
2009年5月3日(日)
今朝起きるとわんぼる君が泣いていた。・・どうしたん?とたずねると忌野清志郎が死んだとのことだった。

PM1:30 本日のビル清掃、北浜の現場・物品移動作業終了。通り向かいのライフで買ってきたオムライス、トロピカーナ・ピーチ
控え室で食らいお疲れ様、スーパー〜パン屋と巡りへらへらと帰宅。

窓を開け、わんぼる君のRC“トランジスタ・ラジオ”かけてベランダ水遣り〜作業着洗濯。音量上げてコーヒー抽出〜意を決して
展示報告の作成に着手した。

今晩は、宮崎産カツオ・398円をヅケにして、小松菜のおひたしと茹であき豆、味噌汁はニン・じゃが・椎茸で行きます!
第784話
2009年5月4日(月)
夢のGW三連休・初日となった本日。ゆとりの睡眠から起き上がり、連ドラ“つばさ”見ながら朝メシ。(今朝はいつもの食パン、サラダに
目玉焼きと茹でたスナップいんげんをプラスしてホリデイ感をアップした) 

腹に力が入ったところで“タイマーズ”打ち鳴らし掃除〜片付けと分担。わんぼる君の協力を得て昨日のパソコン作業を完了させ身支度、
チャリ漕いでスーパー〜八百屋と巡り一旦帰宅。

買ってきた晩の食材冷蔵庫に仕舞い再出発。電車乗り込み大阪港で下車。途中の居酒屋の昼定食・煮込みハンバーグで準備整え、天保山
のサントリーミュージアムで開催中の“うつろいゆく日常性の美学”なる現代美術の展覧会へと向った。

今までにもみずみずしい感動を与えてくれたアーティストの名が連なっていただけに期待に胸膨らませて臨んだ私やったけど、悲しくも
会場を出る頃には、時として現代美術が放つ、特有の胸くそ悪さに頭をもたげ、正直“お金かえして〜!!!”な気持ちになってしまった。

人の心を裸にしたがるくせに、自分は裸にならないなんて・・高飛車だわ・・“ザ・クラッシュ”は三枚組みのLPも一枚分の値段で売った
のに・・この不快感がアーティストのせいか、キュレイターのせいなのかは分らんけど気をつけねばイカンと胸に刻み電車乗り込み、九条
で下車。マクドナルドのコーヒーで気分一新。商店街闊歩し、結局そのままホームタウンまで歩いて帰った。

今晩は、398円で買ってきた石川産サワラをフライパンで焼いて、おひたしは小松菜、味噌汁はニン・じゃが・レタスで行きます。


追伸:本日、3月のrojicafeでの展示状況をUPしました。良かったらご高覧下さい!
第785話
第786話
2009年5月5日(火)
夢の三連休2日目、目覚めと共に起き上がり、生存競争・バトルロイヤル加速気味なベランダ植木を剪定〜掃除。スッキリ気分で
“おはよう日本”ミレー絵画特集に唸りながらわんぼる君と朝メシ〜身支度。先日の西天満・兜屋のご主人に頂いた“国宝・鑑真
和上展”招待券握り締め地下鉄乗車。難波から近鉄と乗り継ぎ、久方ぶりの奈良へと向った。

AM9:25 手洗いの水の冷たさに奈良を感じつつ駅前噴水・行基〜せんとくん看板と迎えられた我々。あいにくの薄曇りと肌寒さに
読みの甘さを感じながらも豊かな緑に意気揚々。“阿修羅像、東京行っとんやんねー”と奈良公園闊歩しておると“北円堂公開中”
の看板。(春秋の一定期間以外は非公開、“がつっ”と可愛い国宝・八角の円堂内は、かの運慶による鎌倉写実彫刻の最高峰、無著・
世親像をはじめとした素晴しい仏像が納められています。)

よっしゃ!と意気込み拝観手続き、薄暗い堂内へと入り、立ち止まり〜ぐるり、唸り〜立ち止まり、感嘆・・と繰り返した。やっぱり
後ろ姿が素晴しかった・・・凄い存在感で、温もりやにおいまで感じられる様で・・嫉妬した弟子に刺されそうな佇まいでした・・。
(あと、今までよく観てなかったけど、如来像・両サイドの半跏像がセクシーで可愛い事に気が付きました・・。ブロマイドが欲しい
です・・。)

いやぁ〜凄かった・・とお堂から出て溜息。緑の山々を背景に胸にせまる骨太な奈良の建築に、京都の建築はお洒落なんやなーと
再認識。ポツポツ来始めた空の下、鹿を横目に糞の香に包まれながら国立博物館へと歩いた。


無著・世親像でスコーンと抜けた心で臨んだ鑑真和上展。スッと美しい“唐招提寺”の四文字・勅額〜四天王像に始まり、金・漆・
工芸〜書、渡航を綴った絵巻、そして、坐像の人間臭くも柔和な佇まいと見入り、ラストは金堂の鴟尾〜瓦葺き替えのレポートと
文字通り唐招提寺満喫の展覧会でした。(東山魁夷氏の襖絵も素晴しかったです。特に日本海の水色きれいやった!)

この後は、毎度の東大寺南大門を確かめ、かねてより一度行ってみたかった志賀直哉旧居まで歩いてみた。志賀邸、家具や資料等少な
かったけど、数寄屋造りでありながら天窓が設けられたサンルームや、大きなにじり口がざくっと庭を切り取る茶室は、志賀さんの文
の様に健康的で気持ちが良かった。

こうして浮見堂〜一の鳥居と経て猿沢池手前の食堂でカツカレー、東向き商店街練り歩き、せんとくんグッズの現状確かめ近鉄乗車。
駅裏のジャスコで買い物して帰った。

今晩は、198円のハタハタ焼いて、おひたしは東大寺手前の物販テントで入手したモリモリのセロリで行きます。