「日常へ復帰」

2007年6月4日(月)
いつもの様に起床、運送屋へ。
本日、末〆の大量の請求書配布も重なり、昨日までの楽しい思い出は何処へやら・・業務に奔走であった。

帰り、スーパー寄って晩の買い物。
ツバスの刺身用短冊・小松菜(おひたし用)・あと味噌汁に入れようかとミョウガを買った。
(趣向を変えれば、元気でるかもと思ったのです)
クリーニング屋に寄り、昨日までの撮影済みフィルムを同時プリントに出す。
本日は、昨日の疲れもあって、わんぼるランチは休みである。
いったん家へ帰り魚を冷蔵庫に入れてから、駅近くの松屋へ豚めしと生野菜を食おうと決めて出かけた。

憶えきれないブルーハーブをとぎれとぎれ口ずさみながらチャリを漕いだ午後だった。
第86話
不定期連載
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「がんばろうや・・」

2007年6月5日(火)
PM1:00 平常通り買い物まで済ませて帰宅。
冷蔵庫から、わんぼるランチを取り出し、買ってきた生ものを仕舞う。
わんぼる君が作ってくれていた、ササミの磯辺焼き・小松菜おひたし・卵焼きに
冷凍ご飯・キャベツの味噌汁を用意し、情報特急便見ながら食った。
茶碗をかたずけ、晩の米研ぎ・味噌汁のダシ取りまでして少し横になった。

ピコピコとタイマーが鳴り、全身のしびれと孤独感に襲われながら起きた。(いつもそうですが・・)
プレーヤーの電源を入れ、ブルーハーブをかけ孤独感に喚起された風景をエスキース帳に
描き付けてコーヒーをいれ、先日の搬出からそのままになっていたボストンバッグを開けかたずけた。
搬入出に使った軍手を洗濯し、掃除機をかけて夕方のニュースを見ながら洗濯物を畳んだ。

晩飯の支度(時鮭のアラを網で焼くつもり・小松菜のおひたし・納豆・にんじん、じゃがいも、玉ねぎの味噌汁)
をしているとわんぼる君仕事終了の電話がなった。テレビでは阪神が負けていた。
第87話
「黄ばんだ街、つるむらさきの季節」

2007年6月6日(水)
いつものパターンで買い物まで済ませる。
おひたしの野菜も、安いとは言え、いい加減小松菜にも飽きてきたところ、つるむらさきが98円で出ていた。
俺は喜んで買った。季節の移ろいに感謝である。
帰り、クリーニング屋で同時プリントを受け取り帰宅。
わんぼるランチ(豚生姜焼き・チンゲン菜おひたしにいつものパターン)を食って、
先日の展示作品の配送が届くのを待つ。
PM3:30 無事受け取り、あがってきた写真ネガを持って西区の写真屋へチャリで急いだ。
色調と格闘し、過ぎ去った時間が、頭の中に残して行った記憶の再現に努めた。

PM5:30写真屋を出ると、西日か黄砂か、街は黄ばんでいた。
(帰る途中、パチンコ屋の看板のラムちゃんが可愛いかった)

部屋に帰り、気休めのうがいをしてニュースを聴きながら晩飯の用意をした。
第88話
「私の甘さ」

2007年6月7日(木)
AM6:30 出勤時、朝日に照らされた車道脇をチャリで走る私の目の前を
茶色い毛虫が、ひょこひょこと横切って行った。
一見、ユーモラスでかわいらしい動きに思えたが、彼が必死に車が行き交う道路を
渡って来た事がすぐに分かって、ハッとした。
第89話
BACK NUMBER
「布地の軽さ 洗濯機の回転」

2007年6月8日(金)
PM1:15 買い物まで済ませて帰宅。
明日はビル掃除とは言え、とりあえず運送屋の1週間は終わったからであろう
気分的には、明るみがさしていた。
レッドツェッペリンのギターリフを口ずさんで帰って来たので、その曲をかけてから
ゆらゆら帝国へ移行し、洗濯をした。

制服が夏服になり洗濯機の水の動きが軽やかになった。夏を感じた。
天気予報では、午後から雨だったが、まだベランダは光が射し、すがすがしい風が吹いていた。
第90話