不定期連載
「外は大雨」

2007年6月29日(金)
13:30 運送屋〜スーパーと通常のパターンに戻り帰宅。
本日も蒸し暑く、日一日と体が軽くなっていっている気がするのは
気のせいじゃないだろう・・。6月でこの状態はまずいわ。

久々のわんぼるランチをいただき、1時間昼寝した。
ビシビシにしびれた体にうんざりしながら起き上がりコーヒーを飲んだ。

今日は、キャンバスを作ろうと思っていたが、外は今にも雨が降り出しそう
だったので、布の裁断までして、シワ取りはやめて、荒れた部屋をかたづけた。
電気グルーブを聴きながら掃除機をかけていると、異常に蒸し暑いので
手を止めると窓ガラスにドシャ降りの雨が跳ね返っていた。
続いて、ゴロゴロと雷が鳴り響き、“浪曲インベダー”がかかる平和な部屋
の中にいる私は、嵐の気配にちょっと興奮している自分を否定はできなかった。

晩飯は、わんぼる君が飲み会だったので、一人、冷凍ご飯に
にんじん・かぼちゃ・玉ねぎの味噌汁、トマト、納豆、チンゲン菜おひたし
メインは、生利節を切って生姜醤油で食った。(猫が喜びそうな味だった)

一人分だと量の配分が狂って、またしても多く作ってしまい、胃の形状がはっきり
分かる程、食い過ぎてしまった。
第111話
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「わんぼるの歌声」

2007年6月30日(土)
AM5:45 中央区のビル清掃現場へチャリで出発。
早朝の車道には、インディーズな感じのエロ本が風にめくれていて、
あぶないスクール水着の少女が速度をあげて走る車を挑発していた。
川沿いの道には、咲き始めた夾竹桃の白い花が続いており、私は夏の始まりを感じた。

本日の現場は、社員の方と二人で高麗橋と内平野町の2ヶ所の
カーペット洗浄である。・・ハードスケジュールである。

一発目の 高麗橋では、作業開始直後、日常清掃のオバチャンが
暑さ対策にと、リポビタンDを差し入れしてくれた。
ありがたく頂戴し、キャップをひねり、化学物質を流し込み労働に臨んだ。

AM10:00 とりあえず、高麗橋終了し休憩取って、内平野町に移動。
午前中、出来るところまで頑張る。バキュームの熱気が我々の
体力を試してくる。午前中の目標まで達成しメシへ。

すぐ近くの以前行った事のある蕎麦屋に行き、二人共カツ丼・ざる蕎麦セットを頼んだ。
ビールと行きたいところだが、黙って食った。ざるのワサビが疲れに効いた。

PM1:00 作業再開。途中、休憩はさんでPM5:00 全作業無事に終了した。お疲れ様でした・・。

うなだれながらの帰り道、歩道の植え込みに白いパンジーが愛らしく風に揺れていた。

帰宅し、もう一頑張りして、風呂場で散髪した。
連日の暑さに耐え切れなかった・・。
長渕剛を聴きながらのヘアーカットである。僕が中三の時、出た
“ネバーチェンジ”というアルバムで、特にラスト2曲が好きです。

聴き入って、髪を切っていると、台所にいるわんぼる君が一緒に歌っている
声がきこえて来て、好きなんかなぁ・・と思った。
第112話
「俺は休日」

2007年7月1日(日)
本日私、お休みである。(わんぼる君は仕事)
7:00に起き、久しぶりに一緒に朝飯を食った。
せっかくなので、ゴージャスに目玉焼きを焼いてみた。
がっちりマンデー見ながら私は、慣れない日曜の朝を楽しんだ。

普段と逆にわんぼる君を送り、一通り掃除機をかけ、
まずは、キャンバス用の綿布のシワ取りをした。
何とかシワが取れ、いざジェッソを塗ろうと容器のフタを開けると、
微妙に足りない感じだった。
作業に入ろうか悩んだが、面倒だが、昼飯のついでに買いに行く事にした。

メシは、新モスバーガーの割引券があったので、近所のモスで済まし梅田の画材屋へチャリを漕いだ。

帰り、スーパーで晩の買い物まで済ませた。(つるむらさきとアジの刺身用短冊を買った。)
暑くなったので、そろそろ泡盛も良いかなぁと思い、ディスカウントの酒屋
に寄った。たくさんの銘柄があって迷ったが、“やさしく、バランスのとれた味”
と書かれたコメントを信じ“神泉”というのにした。
中には、“バナナのフレーバー”というのもあったが食事にはどうかなぁと思い
平和な選択に踏みとどまった。

帰宅して、玄米茶をいれ、米研ぎ・味噌汁のだしをつけて、
ジェッソを塗った。塗り始めると、やはり足りない残量で、買ってきて良かったと思った。
第113話
「また行った」

2007年7月2日(月)
まとまった雨に遭うこともなく無事、運送屋の業務を終え帰宅。
本日、わんぼる氏は、昨日の代休であった。
わんぼるランチをいただき、二人して、またしてもなんばへ“大日本人”を
観に行った。

二度目、プラス、テキスト類による情報で、一度目より、かなりの余裕を持って
の鑑賞となったが、やはり感じ入る所は基本的に一回目と同じだった。

移り過ぎて行く時代や世相に対するため息みたいな感じが哀しくも、
共感してしまうのです。
又、映像の内容が分かっていた為か、戦闘シーンのテクノサウンドが改めて、
素晴らしく響いてきた。太鼓の入り方が予測不能でとてもイカしていた事に気付いた。
ヘッドフォンで聴いて奮起したい!

鑑賞後、外に出ると、えらく透き通った夕方の光が、植栽を輝かせていた。
しばらく歩き、タワレコに寄ったりして、なんばグランド花月の裏の定食屋で
焼酎の水割りで乾杯した。(私はそば焼酎・雲海にした)
カレイの塩焼きがうまかった。
第114話
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