「暑い暑い言うなよ、俺。」

2007年8月20日(月)
本日は、通常通りの運送業務を終えてから、急遽、大量発送の荷物
の配達アシストとして西宮までトラックに同乗した。

午後3:30 任務終了し、帰路に就いた。

わんぼる君から、仕事先の釣り師の方が、三重県で釣って来たという鮎を
いただいたとのメールが来ていた。
今日は、買い物は行かなくて良いとの事だったので、
明日の食パンだけ買って帰宅し、夕方の部屋で、遅めのわんぼるランチをいただいた。

一休みしているとわんぼる君が、出先の現場から帰ってきた。
鮎と一緒に、早生みかんまで頂いて来ていて、私も、ひとつ頂きました。
みかんのみずみずしさで、暑さでボケた身体が生き返りました。
とても美味しかったので、もう一つ食べて、作業に入った。

次回作のサイズを決め、パネル用のベニヤ板をひっぱり出してカットまでした。

鮎は、塩焼きで頂きました。頭からかぶりつくと、
香ばしい皮の風味に、むっしりとした身、ほのかな苦味と甘みが
清らかに広がりました。
いのちを奪っている実感がありました。

第162話
不定期連載
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GALLERY
「通常モード」

2007年8月21日(火)
運送業務〜買い物と済ませ、無事帰宅。

わんぼるランチを頂き、晩の味噌汁のだしまでとって、
作業に入った。
まずは、荒れた部屋を掃除し、作業スペースを確保してから、
パネル用の角材をカットし、昨日切ったベニヤ板と接着した。
久しぶりの通常モードの作業で、日常に埋もれかけた妄想に火が点く
喜びを感じた。
続いて、押入れから段ボールをひっぱり出し、“思い出ギャラリー”
掲載用の作品('99〜'00年頃)の写真を探した。

PM7時、わんぼる君帰宅の電話を受け、ニュースをつけ、
晩飯の支度に入った。
今日は、サンマの刺身に、おひたしはモロヘイヤである。

第163話
「作業日報」

2007年8月22日(水)
通常のパターンで無事帰宅。
わんぼるランチを頂き、作業に入った。

昨日接着し完成したパネルに、実験的キャンバスを張った。
どうにか、うまく行った様である。
予定では、明日から本番に入るつもりだったので、エスキースを再度
やろうかと思ったが、これ以上の予行練習は、絵の鮮度を落とすだけに
思えたので、結局、本番の下描き〜着彩に入った。

午後6時 とりあえずは、今日できる所までやって、筆を洗った。
何故か、久石譲の音楽(宮崎駿監督の作品の)が聴きたくなったが、家には
北野武監督のサントラ盤しか無かった。
天空の城ラピュタのテーマソングを口ずさみながら、ベランダの植木に水を
あげて、晩のおひたしのモロヘイヤを洗った。

第164話
「俺、励まされ」

2007年8月23日(木)
激しい雷雨の中、出勤となった本日。雨合羽と“さすべぇ”を併用して
営業所へと向かったものの、結局は、びしょ濡れであった。
私が、科学の恩恵に与り享楽に耽っている間に、どうやら、日本は、
亜熱帯気候になってしまったようだ。

スコールの様な雨も配達時には上がり、ありがたくも、気温は下がっていた。
無事に任務を終えて、買い物を済ませ、今日は、JRの駅前の本屋に立ち寄り
楽しみにしていた「へうげもの」(モーニングKC)の第5巻を買って帰った。

以前、わんぼる君の本棚にあった、その第1巻を「これ、何なん?」と開いた
時から、その興奮は始まりました。
いきなり登場するイカした信長様を筆頭に、戦国の世を舞台に“茶の湯”を軸に
展開されるその世界にグイッと引き込まれてしまい、毎回、単行本が出るのを
とても楽しみにしている次第なのです。
おかげさまで、安土桃山〜江戸初期に至るまでの遺構〜茶道具の世界を、より
立体的に楽しむ事ができ、史跡探訪や、古本屋巡りの喜びも倍増です。

部屋に帰りつき、腹が減っているものの、ついカバーのかけられた買いたての
単行本を開いてしまった。とりあえず、1話だけ目を通し、わんぼるランチを
いただいてから、ぐぁーっと読み終えた。

読了後の充満した脳の興奮に励まされ、昨日の状態で置かれている途中の絵を
見やり、作業に入った。
もう、一気に描いてしまいたかったので、初期のナンバーガールをガンガンかけて
振り返ることなく頭の中の画像を画面に定着させ、日付まで入れ、これで良しとした。

第165話
「散髪した」

2007年8月24日(金)
日が昇るのが遅くなってきた今日この頃、今年の夏も陰りが見えてきたか
と思いきや、まだまだ、通常通りの蒸し暑さだった。

本日は、毎月恒例の給料日ということで、運送業務を終えた私は、
家賃〜年金等の払い込みに、混みあう金融機関をハシゴした。
続いて、スーパーでの買い物を終え、先日出していた、写真の同時プリント
を財布にチャージされたばかりの紙幣と引き換え帰宅した。

あがってきた写真を確認し、ひとり思い出にほくそ笑んでから、
わんぼるランチを頂き、晩飯の下準備を粗方済ませて、風呂場に向かい、散髪をした。

暑さ対策と、すぐに切らなくて良い様にとバンバン切り進むと、
ほぼ、坊主頭になった。
(後ろ頭は、わんぼる君が帰ってきてから切ってもらった。)

刈りたての頭で世界陸上の開幕番組を見ながら、アジの刺身を食った。
おひたしは、今日も値段の都合から、モロヘイヤ(100円)であった。

第166話