「今日の味噌汁」

第261話
不定期連載
2007年11月27日(火)
PM6:30 本日の諸任務を無事完了した私は、晩メシの準備を開始した。

今日は、サゴシを焼くつもりで買ってきていたのだが、先日からひいている風邪が、
なかなか治らず困っていた私は、急遽、味噌汁に入れる事にした。
あらかじめ昼に、ニンジンとかぼちゃは、ダシ汁で煮ていたので、
これに、白菜を加え加熱し、サゴシ、おろした生姜、酒、さらに韓国唐辛子を入れて煮て、
最後に多目に味噌を溶いた。

おひたしは小松菜だったが、これに大根おろしをかけて喉を潤すことにした。
早く治るのを祈るのみである。
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「今日も味噌汁は風邪バージョン」

第262話
2007年11月28日(水)
どんよりとした空に、染み入る様な寒さとなった本日の大阪地方。
情けなくも、いまだ治り切らない風邪を恨みつつ、配達〜買い物と無事完了。
帰宅し、、わんぼるランチを頂き、薬を飲んだ。
(食欲だけは十分あるのでおそらく大丈夫だろう。)

今日も、引き続き、展示関連の作業を遂行した。
ここのところ、事務・編集的な作業が続いていて、どうも身体の中に何かが堆積していく
様で調子が狂うが、これも作品制作の一連なので逃げ出すわけにはいかんからなぁ・・と
職務に就いた。

今晩も、昨日同様、風邪対策バージョンの味噌汁で行く予定である。
またしても、サゴシの立派なやつが298円で手に入った。
今日は、ノド痛対策に長葱も入れようと思う。おひたしは、カブの葉である。
(本体は、卸して、おひたしにかけようと思う。)
2007年11月29日(木)
今日も大阪の街は灰色で、俺はその中を配達に走り回った。
午後からは、北浜でビル清掃だったので、いつもの定食屋で昼メシにした。
めずらしく自分の食いたいものが分からず、あやふやな決心のまま野菜炒めを選んだ。

中之島の川沿いの道をペダル漕いで北浜へ向かった。
昨日同様の染み入る様な寒さだったが、川面には、ゆりかもめ達が、余裕の表情でぷかぷか
と浮かんでいた。やはりかわいかった。

PM6:30 本日分のガラスと小仕事を終え帰路に就いた。
わんぼる君より私の方が、若干早い帰りとなったのでスーパーへ向かった。
ノドの調子が、いまだ芳しくないので今日も唐辛子味噌汁で行くつもりで買い物に臨んだ。
生鮮コーナーの力強い白菜や茎の太い小松菜を目にすると元気が出た。
鮮魚コーナーは、今日も立派なサゴシが存在感を放っていたが、3連チャンとなるので
骨からダシが出る事に望みを託して、手羽中を買った。

今日は、冷凍ご飯の残量が危ういので、うどんも入れるつもりだ。
この食欲で明日も乗り切ろう!
「寒さに負けるな」

第263話
2007年11月30日(金)
PM5:00 ガラス清掃を終えた私は、北浜を後にした。
週末の街は、人や車で混み合っていて、街灯に照らされた街路樹の紅葉は、作り物の様な色彩
だった。華やいだ街の喧騒を、疲労感と共にペダルを漕いで脱出し、買い物を済ませて帰り着いた。

ニュースをつけて、作業着を洗濯しながら、買ってきた長葱・大根葉を洗った。
今日も、手羽中の唐辛子味噌汁である。

「11/30」

第264話
「自転車」

第265話
2007年12月1日(土)
今日は休みだったので、心置きなく二度寝したが、腹が空き過ぎて返って、しんどかった。

AM8:45 布団から這い上がり、わんぼる君と共に朝食をいただき、二人で洗濯〜掃除と済ませ
私は、PORTRAIT展の発送の準備をした。

PM1:00 わんぼる君とチャリに乗って高架下のそば屋へ行った。
(私は親子丼と小うどんを食った。わんぼる君は新メニューらしい中華そばにトライしていた。)

そば屋を出て、100円ショップに封筒を買いに向かったのだが、チャリンコを漕ぐ度に、前輪からの
カタンカタンという音がひどくなっていた。以前からしてはいたのだが、止まって前輪を見ると
錆びたスポークが傷んでゆるんでいた。
マンションの駐輪場は吹きざらしの上、私の7年に渡る全天候ハード・ユーズが彼を追い詰めている
のは重々分かっていたので、普段からチェーンの注油や、タイヤ交換等してお互い頑張ってきたが、
ここのところ、いよいよ各部の老化が感じられて私も正直辛かった。
とりあえず、封筒買って、半ば覚悟して国道沿いのサイクルコンビニに行った。

通勤時の急な故障等考え、親切な店員さんと相談し、ホイール交換の費用と見合わせた結果、
お世話になったチャリをひきとっていただき、8,900円の26インチの新車を買った。
防犯登録の手続きを待ちながら、チャリから、さすべえと鍵のわっぱをはずすと、急に彼が寂しく
見えて辛かった。彼と店員さんに頭をさげて借り物の様な新車に乗って帰った。

夕方、梱包の完了した作品を新しいチャリンコのカゴに載せて、発送に向かった。
すっかり日が暮れた帰り道、私は新車のダイナモを傾けてペダルを漕いだ。
前は折りたたみ式のチャリでライトは電池式のをつけていたので、ダイナモの感じは久しぶりだった。
路地を漕ぎ進みながら、遠い、中学生だった頃の塾の帰り道を思い出した。