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時候の挨拶 バックナンバー

過去の時候の挨拶1

2012.11.24

過去の時候の挨拶2

★走り行く自動車が舞い上げる、落ち葉の光に透ける色彩が
美しかったつい先頃・・から、冷たい雨、灰色、北風となった
今日この頃の大阪地方。

みなさま、お元気の事と思います!

私の方は先日、ちょっと調べ物があって、明石のチョイ先、
加古川の手前にある兵庫県立考古博物館へと行って来ました。

JR山陽本線の土山という駅で降り、まずは昼メシを、と歩いてみたのですが
駅前は少し寂しく、見通しの効く風景で、シンプルながらも商店街のあった
北口の選択肢の少ないお店の中から、チェーン店?とは思われましたが、
大阪では見かけんきしめん屋に入ってみました。

きしめん・・名古屋地方の食べ物だと思っておりましたが、出て来た
まいたけご飯昼付きの昼定のそれは、関西のダシよりも更に透んだ、
いりこ&昆布出しの、何とも西日本以西、岡山・瀬戸内〜中国・広島
の流れを感じさせる、私にとってたいへん懐かしいもので、天かすの油と
ネギですする温かなそのお味に私、ふるさと福岡のごぼ天うどんを
思い出しました。

また、舞茸入りの炊き込みご飯も、同様の簡素なダシがうっすら効いた
シンプル極まりない味で、私、わりばしにくっつく薄茶色のご飯つぶの
先に、実家の駅ホームの向こうに見ていた風景を思い出し、箸を持つ手の
袖は学ランへと先祖返りしてしまいそうでした・・。おそらく、高校時代の
通学駅ホームにあった立ち食いうどんの、薄味ながら、ほのかな甘み漂う
炊き込みご飯の安っちいおにぎりの味を思い出したのでしょう・・。

細かな動きが冴えわたる給仕のオバちゃんに訊ねると何でも姫路地方の
チェーン店とのことで、関西でも明石海峡を過ぎるともう瀬戸内の文化圏
なのかもしれません。窓の外に見える風景は一見、無味乾燥としていただけに、
思いのほか出会えた確かな地域性、食文化のグラデーション、何よりの旅情!
にすっかりテンション上げて頂き、より前のめりで考古博物館へと向かうことが
出来、嬉しい限りでした・・。

(目的の博物館観覧後は、播磨町郷土資料館〜大中遺跡、〜更に
たこバスへと乗り込み、資料館で案内していた四社連結の姿が珍しい
県指定文化財の阿閇神社(大阪の住吉大社の分社とのこと)〜偶然、
この日の晩の新嘗祭の準備をされていた方々が案内して下さった
ジョセフ彦の蓮華寺まで巡り、山陽電鉄にて想像以上となった旅から
帰って来ました・・。)


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
による味わい深いスケッチ作品5点(・・飄々としたタッチが大変魅力的です!)
に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!

過去の時候の挨拶3

過去の時候の挨拶4

過去の時候の挨拶5

2012.12.1
★朝晩とすっかり、一桁の冷え込みが定番になって来た今日この頃の
大阪地方。みなさま、お元気でお過ごしの事と思います・・!

わが町の公園の大きなイチョウの木も、まっ黄っ黄の葉を灰色の空から
時折差す光に透かしながら、その金色のてふてふ達を一斉に冷たい風に
放っております。

僕はその風景の下をチャリンコで只走ってます。

そう言えば先日、諸事情により晩飯を外食で済ませました。外食・・僕にとって
それは、買い物〜準備・煮炊き、そして片付け、から免れられる!という利点と、
結構な出費&胃もたれ、および野菜不足・・を引き起こすマイナス要因を併せ
持ったうれ苦しい選択で、いつも数少ない脳内のお気に入りのお店から悩み
ぬいておるのが実情です・・。

現代日本の、日本人の経営するお店は、価格・内容(品質)・サービスの点に
おいてマーケティングのし過ぎなのか、品書きの過剰な物言いの割には荒んだ実際・・
等々、総合的に大変寂しい気持ちになることが多々あり、最近は私、日本人であり
ながらインド人によるインド料理店や、中国人による中国、韓国人による韓国料理店
といった異国の郷土料理店における材料と調理法の素直さや、お店の方の気持ちに
愛と情を感じてしまい、結果的に進んで外国の方に日本円を払ってしまっております・・。

でもそれは仕方が無いです。僕の内臓の表面や細胞達がそちらとコミュニケーション
をとる事を喜んでいるからです・・。人工的に加速度をつけ過ぎたやり方から僕は
落ちこぼれてしまったんです。悲しいです・・。どちらにせよ日本人は大切なものを
お金にとって替わられたんです・・。

・・すいません、話しが少々ずれてしまいました。という訳で先日の外食の際、家から
遠くなくて野菜が食える!という理由重視で地元駅近くの韓国料理店に行きました。

そこはおばちゃんがモリモリと漬けた旬の野菜のキムチがわんさか盛られて出て来ます。
その真っ赤なぐちゃぐちゃがまびりついた白菜や大根、玉ネギ&ゴマの葉!の世界は
言うまでも無く自然発酵の乳酸菌パラダイスなんですが、先日、壁の品書きに“納豆キムチ”
なる言葉が書かれておりましたので頼んでみたところ、文字通り、日本の市販の、その辺の
スーパーで買ってきたと思しき納豆と、オバちゃんのキムチ(白菜の付け根のバシャバシャした
部分とか)がこねくり回されたやつが出てきて、メチャ臭かったです。おばちゃんは“胡麻油少し
垂らしとるからクサ無いやろ!”と言ってました。反抗すると面倒くさいので、“うん!”といって
ばくばく食いました。・・すごく美味かったです!発酵VS発酵のカオスでした。ナットウキナーゼ
VS乳酸菌の、その小さな碗の中には多分もの凄い数の菌がいたと思います・・。

聞くと、おばちゃんはチェジュウ島出身で、納豆は日本に来て知ったそうです。韓国に帰るときは
納豆をお土産に買って帰るそうです。子供達は大好物らしいです。知らん間に個人レベルで
食の異文化融合はぐんぐん行われているんですね・・。逆シルクロードです・・。

“アジアは一つ”・・とは岡倉天心氏の言葉だったでしょうか・・。とにかく、私、楽しく暮らして
行きたいと思ってます!


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
による味わい深いスケッチ作品5点(・・飄々としたタッチが大変魅力的です!)
に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!
2012.12.4
★色味の無い殺伐とした空気に包まれた大阪の街に、気合の入った
冷たい風が吹きつけている今日この頃。

みなさま、お元気の事と思います・・!

路上の片隅の水たまりには、吹き飛ばされて来たイチョウの葉の鮮やかな
つや消しの色彩と、時折差す透明な光が乱反射しています。

その風景の中を僕らは、師走の激しさを増した職務が打ち込むハイテンションで
走り回り、ひたすら磨り減っていく何かに別れを言う間も無いまま只、生きております。

そんなくたくたの悲鳴の合間に、たま〜に“キラッ!”と現れる、人々の笑顔の瞬間
というものは本当に最高だと思います・・。アイ・ラブ・ユーでございます!・・何てね!

そうして立ち寄るスーパーマーケットには、寒さに伴い勢いを増した野菜達がごんごん
並んでいます。

このところは泥付きの下仁田系のごんぶと葱があちらこちらの産地から出回っていて
ついついカゴに放り込んでしまいます。何か知らんけど食ったら元気になりそうな気が
します。

我が家では、アラスカの海で、ちょっと下品なくらいに脂を蓄えたカラスカレイや、切り身の
断面からも艶やかさが伺えるサバなんかと煮たり、“もうこれ、サワラなんちゃうん?”な
大ぶりのサゴシと合わせてホイル焼きにしたり、なめこやサツマ芋なんかと味噌汁にする
等して、その断層の間からあふれ出るふくよかな滋養に“明日もぎゃんばるわよ!”っと
救われています。

緑々しさ極まり無いふにょふにょの先端部分も、刻むと透明なゲルがきらめいているので
納豆とぎゅんぎゅん混ぜて食ってます。

ちなみに我が家では、(私だけですが)このネギ混ぜ納豆を韓国海苔の上に薄くのせて、
ぱりぱり・ぐにゅっと、酒の肴感覚で食ってます。(これも言うなれば、個人レベルでの
異文化融合現象でしょうか・・) この料理を、私は“家に帰って来なくなった旦那さんを
呼び戻す、簡単で究極のレシピ”・・と、名付けたのですが、わんぼる君には首をかしげ
られておるのが実情です。理解者の方、おられましたら共に旨い酒が飲めそうです・・。


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
による味わい深いスケッチ作品5点(・・飄々としたタッチが大変魅力的です!)
に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!
2012.12.8
★虚飾ばかりの冷たく乾いた街が、日ごと僕等への追い込みを強めてくる
今日この頃・・ですが、みなさま、お元気でお過ごしの事と思います・・!!

植えても植えても収穫の上がらん凶悪の世界で、ワシら腰をさすりつつ、
コンクリートの脇に咲く小さな花や、ビジネス・パートナーが放つギャグ&スマイル
に励まされてどうにかこうにか生きとるんじゃよ・・。

と、そんな地獄の日常を潜り抜けて獲得した自由時間に私、チャリふっとばして
先日、西区は京町堀の、ギャラリー・ゼロさんで12/8まで開催中の坂井淑恵さん
の新作展を観て参りました。

我が家に届いた案内状から、何となく昨年の出来事を思ってしまっていたの
ですが、ゼロさんの扉を開くと、そこにはわっ・・と明るい空気が広がっていて、
私、心がうれしくなってしまいました。

私にとってこれまで、坂井さんの絵は、うまく言えませんが、カート・コバーンの
絶叫や、フィッシュマンズの佐藤さんの、暗く閉じた、ヒリヒリしつつもやさしい空気
にも通じる、純粋さを求める個人のシリアスな心の営みの様な・・、ひじょうに、
気持ちの代弁者に出会えた様な感じのする印象で、その茫洋とした青や緑の澄んだ
世界にあこがれる・・と言いますか、大げさでなく、救われる・・と言いますか、
しておった訳ですが、この度の展覧会はまたそこから、ぽんと、深いままに
気持ちを軽くして下さると言いますか、まぁ、絵の具が塗り重ねられた、深い精神性
の結実した作品を言葉で表現するのは、そもそも不可能な話なのですが、僕は
何とも、明るい印象を受けることが出来て“良かったなぁ・・!!”と思いました。
(・・特に、入って右手、窓側の水色の作品・・欲しかったです・・!!)

そしてそれは、岡本太郎さんではありませんが、とても簡単な様で、そう簡単には
行かない世界で、やっぱり坂井さん・・凄いです・・憧れます。
観せて下さったゼロさんに感謝です・・!!

と私、思いをかみしめながら何ら変わらん殺伐とした世界が広がる道路、
アスファルトを潜り抜けて己の日常、諸家事&画業が待つ部屋へと
チャリふっとばして帰りました。


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
による味わい深いスケッチ作品5点(・・飄々としたタッチが大変魅力的です!)
に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!
2012.12.9
★最高気温が2ケタ行かん日が続いているこのところの大阪地方。
風が大変冷たいですが、みなさんお元気の事と思います!

師走の忙しなさに文字通り、心を亡くす日々が続いている僕らは、先日の
お休みの昼時、ブランキー・ジェット・シティの“3104丁目のダンスホール”
をヒャッホー!口ずさみながら、ベンジー言うところのありったけの銭っこを
手に、吹き付ける寒風などなんのその!で2人してチャリすっとばして、
かねてより楽しみにしていた中津のHITSUJIーDOさんでのおうちカフェへと
昼食に出掛けました。

この度のおうちカフェはチャバタっていうパンのサンドイッチに、“お菓子プレート”
なるものが用意されているということで、僕ら、お品書きにある2種類のサンドを
半々にする心積もりでひとつづつ、と4種の菓子が盛られているというドキドキの
プレートを1つ、ドリンクは冷え冷えの身体に対処して紅茶でお願いしました。

冬の白い光が静かな室内に差し、明らかにファンの方が食事を楽しんでいらしている
穏やかな空間で、本棚にあった“美味しんぼ”の編集本、雁屋哲氏による大晦日のパリ
と除夜の鐘のコラム、のページを胸のワクワク散らしながら集中力半分で読むことしばし・・

白く広いお皿に、半々に切って下さったゆで卵とアンチョビポテトのサンドとアボガドフライ
の野菜サンドが我らのテーブルに届きました!

歯ごたえと味がめっちゃしそうな、ごっちりとしたチャバタの、皿上空からの眺めと、各々の
しっかりした素材感と色彩が明らかに美味そう!!な、その断面の美をひとしきり楽しんで、
じゃが芋の方から口に運んだそのサンドイッチは、噛むごとに挟まれた具材の味が滲み出て来る
“・・俺、今食ってるぜ!!”な実感たっぷりで、噛みつくために顎全開で大きく口を開いた私は、
来しなのチャリ漕ぎですっかり乾いてしまっていた唇を“ぴっ”と切ってしまいましたが、口の中に
始まった美味しさの祭典にそれどころではなく、さらにチャバタの間からはみ出してくるポテトサラダが、
指に乗っかって来るのがまたワイルドな喜び!!でぺろっとなめると何か知らんけどアンチョビの
味ですか?一筋縄ではいかん味がして、流石のプロフェッショナルなお仕事ぶりに感動でした!!

そして、アボガドフライの方ですが、こちらがまた、柔らかなアボガドとカリっと衣の楽しい
ハーモニーの上にフレッシュで不可解な謎のソースがかかっておりまして、訊ねてみますと、
何でも“自家製の“フルーツ醤油”なるもので、パイナップルとバナナをミキサーしたものに
醤油を入れて火入れ〜玉ネギか何かを刻んだものを入れて味の角がとれるまで寝かせたもの
とのことでした・・!!・・うーん・・プライスレスでございます・・。無添加のウスターソースともまた違った、
イギリス留学から帰ってきた夏目漱石先生の様な・・上手く言えませんが、日章旗を掲げた山本
五十六艦隊や、剣道着姿が持つ誇らしさの様な・・、欧米の縦の柱に、横に広がる日本特有の
自然観ある情緒、清々しい余韻・・が加わっていて、何とも美味しかったです・・!!やはり、
素人には思いつかない組み合わせなんですね!プロの仕事って、こうでないといけないのでしょう・・。

私も、頑張らねば・・と反芻しながら、次にやって来たお皿には、またまたシックな色合いがたいへん
素敵なお菓子が可愛く並んでおりました。

渋い桃色が目を惹くベリーのアイスクリームに始まり、緑が呼応するお茶のクッキー〜薄茶色に
焼けたリンゴがぺにょっと綺麗に並んだ、可愛らしい手工芸作品の様なタルト、〜荒く砕けたナッツ
の粒々が撒かれたカフェ・カラメル・ノア・・の4種、と、どれも一口、口に入れては心に沁みこむ美味しさ
で、私、結局、紅茶を3杯もサービスして頂きました・・。(カラメル・ノアのコクがあるのにすっきりとした
クリームにぶちぶち・コリコリとしたナッツと生地が絡む味は何とも魅力的で、ちょっと食べてはお茶を
飲み、を私、ひたすら繰り返しました・・。たいへん美味しかったです・・。)

いやぁ〜、HTSUJIーDOさん素晴らしいです・・。超高燃費な私は、正直、サンドイッチをもっと食べたかった
ですけど、楽しみに目をキラキラ輝かせて来店される方々をみていると、長居してみなさんの分まで
食ってはいかんですな・・と、棚に並んだ物販のチャバタをお土産にして、明朝の楽しみにすることにし、
生姜はちみつと、オリーブのやつを買って、感動に感謝・・!で再びチャリ漕ぎ、ベニヤ板作業の続きが
待つ我が家へと帰りました。


追伸: 買って帰った2種のチャバタは翌朝、オーブンで軽くあたためてまずは素で、もっちりとした食感と
小麦の味を噛み締めて楽しみ、次に生姜はちみつの方に、わんぼる君謹製のいちじくジャムを乗せて食いました。
何となく、クリームチーズも乗せたくなったのですが、家には無かったので、お得意の塩糀漬けの木綿豆腐
を塗って食いました。素材感がボンボン来る食い応えアリっ!な美味しさでした。チャバタのパンチ、包容力は
流石でした!その時、テレビ画面では“トリコ”の小松君がマーケティングと情報操作を巧みに使って金銭的
成功を手にしようとやっきになっている男と、悲しい談義を展開していました・・。昨日のおうちカフェの感動〜
目の前のチャバタの美味しさを噛み締めていただけに、小松君の“・・何より、食材が可愛そうだよ・・”という
言葉が胸に響きました・・。

(オリーブの方も自家製の水分びたびたが魅力?の洋梨ジャムを乗せてみたらオリーブの塩気&爽やかな
苦味とも意外とうまく行き、いつもの朝メシより腹にゴンっ!と来てその後の掃除機がけ等、諸業務ブンブン
行けました!本当に感謝です・・!!)


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
による味わい深いスケッチ作品5点(・・飄々としたタッチが大変魅力的です!)
に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!
2012.12.13
★気合入れとかんと振り落とされそうなキャパシティを超えた師走の職務
がごんごん積もって行くこのところの大阪地方・・。

毎日、ほんと寒いですけどみなさん、それぞれの分野をぶんぶん!快活に
走り回ってることと思います!

私の方は、家に帰り着くやいなや、くさいニットキャップ&むれた靴下はそのままに、
前線基地で見た金では買えん風景、&受けた心情!が鮮度を失わんうちにキャンバスに
照射してから諸家事、&おくむらさんでのイベント作品制作へと移行している毎日です。
とにかく魂の手記、俺ドキュメント、でございまちゅ!

・・こうやって、こういうことを口にした時点で、変な居酒屋の、口先ばかりの
恩着せがましい品書きの世界にどんどん近付いていってしまいます・・。
(・・“バイトの内野が死ぬ気で釣って来た養殖のハマチ!”みたいな・・)

そう言えば先日、“もやさま”に出て来た滋賀で働くネパールの方が、初めて覚えた
日本語は?と聞かれ、「結果が全て」という言葉を答えていました。三村さんが
“・・あいつ、カッコイイな・・”って言ってました。・・みんな、当たり前の事を普通にやって
らして・・凄いです・・。

とにかく、このドキュメント、必ずや金貯めて、みなさまになんらかの形でまとめてお見せしたい!
と思ってますので、その時は宜しければご高覧の方、どうかよろしくお願いいたします!


追伸: 先日から、わんぼる君、何を思ったか、納豆を作り始めてます・・。何でも、市販の大豆を
水に浸し、ハンズとかで売ってる“レンジで出来る蒸し器”で蒸して、初回は市販の納豆を少量混ぜて
ホッカイロやストーブ脇等で一日程度保温・・するとわお!粘ってるやん!になるみたいです・・。

発酵進んで来ると凄いにおいます!2回目からは初回の納豆混ぜれば無限のループだそうです・・。
食うと、売ってるやつより豆っぽく、ボリボリしていてフレッシュで“食ってる感”がして美味いです!

これを僕は、またしても、“家に帰って来なくなった旦那さんを呼び戻す、簡単で究極のレシピ”に
仕立て、只々感謝・・!で頂いております・・。


・・というわけで米蔵人おくむらさんでの常設展示は、来るべき年明けの
イベント!!の準備を進めつつ、現在、店主のおくむら しげるさんが
'10年に兵庫県但馬の秋の光と空気の中で描かれた墨汁と割り箸ペン
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に我が作品、「新なにわ」('08年作)、と展示第2弾となる一斗缶画廊の、
いまだ秋モードなコンビネーションで展開中です・・!