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2013.7.28

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★もう十分過ぎるほどに夏本番、来まくっていたと思っとったら、
更にワンランク上の猛暑が到来した2013年の今日この頃・・。

大阪では天神祭りのあたりから夏が本格化するようですが、
ということは今までの暑さは序の口だったということでしょうか・・。
“天神”・・天の神・・その響きからして大変な猛威をもたれておりそうです・・。
どうか程々で、ご勘弁お願いいたします・・。

労働・家事・食事・睡眠・・と何するにせよ、いちいち発汗・・なかなか
簡単には行かない毎日が続いておりますが、みなさまお変わりなく
元気で過ごされている事と思います・・!

私の方は、せめてもの快適な暮らしを・・と、先日の休みは朝から
枕カバーを洗濯、よっこら担いで布団を猛烈な日射しで干しました。

何でも、布団を干した後はその中のダニの死骸を掃除機で吸った方が
その効果が更に発揮されるということで、太陽のにほいのする熱を持った
布団をぶいんぶいん・・掃除機の排気でまた発汗・・と快適の維持の為に
不快になるという終わりなきループにうんざりしながら思考停止で励み、
シャワー・・!!浴びましてさっぱり!熱い玄米茶とスイカを食らい決起、
物置と化した画室から、早く進めんといかん描きかけの絵と重い重い画材一式・・
どっこいしょ、とちゃぶ台上へと運び出し、アンプの電源を押し込んで
カスカスの魂を筆先に点火・・!しまして昨日の地点からまた一歩、
ヨタヨタと歩き出しております・・。(でも、可愛いものができるのではないか・・?
と一応、完成は楽しみに進めております・・!)

追伸: 先日、久しぶりにタワーレコードへ行ってみました。街も部屋も、
どこもかしこも夏だらけ・・ということで、もあもあとしたダブサウンドが聴きたいわ・・
とレゲエコーナーへと向かい、“千円生活”のシールが貼られたリー“スクラッチ”
ペリー博士のアップセッターのクラシックス20曲入りのCDを購入、チャリで
また汗だくになって帰り着き、ビル清掃時代、先輩に缶ビールと交換で頂いた
我が家のサウンドシステム、ダイアトーンのステレオ・アンプDA−U640と、
時々かからんくなるCDプレーヤー、ソニーの228ESDを励まして、ふあんふあん・
ずんずん!鳴らしまして、外で鳴き叫んどる蝉達と同調、喜んで再び画業へと
復帰いたしました・・。


・・というわけで、当方、現在、米蔵人おくむらさんでの一斗缶画廊
かわる新作も、準備・制作中ですので、今しばらくお待ちください。

2013.8.4
★不安定な空模様が過ぎ、そのまま8月に接続!黄色味を増した
日射しが照りつけとる今日この頃の大阪地方。

みなさま、きっと元気で毎日励まれていることと思います!

私の方は、汗臭いTシャツ(・・醤油や鰹節にも煮たかほり・・
がするのは気のせい?怖いけど鼻をあてて確かめてみたくなる
40台の発酵系、メンズ・スメルの魅惑であります・・クサっッ!!!!)
を取り替えつつ、諸任務・勤務、エンヤコラさっさ・・帰宅後は、シャワーに洗濯、
まずはせんと、どうにも次に移れん、夏の面倒臭さ・・稼いだお金は水道代・・
な毎日を堪能、繰り返している日々であります・・。

画業の方は、滋賀県は高島のお米のパッケージ画の方が、いよいよ
ラスト・スパーティング、画面の霧の向こうから立ち現れてきた画像に
私自身、励まして貰いながらニュルニュルと絵の具を混ぜ合わせ、
透明な空気!が待つであろうゴール目指して、ちゃぶ台上で筆を
ちょんちょん、溜息&よっしゃ!で濁ったバケツの水を取り替えて、
気分転換はかってみたりしております。・・来週中には是非完成させたいっ!!
です。


追伸: 先日、ちょいと用事で京都まで、スーパー・ダッシュで行って
参りました。職務の会合とはいえ、日常を抜け出して眺めた緑鮮やか
な東山、に沸き立つ雲!〜白川のせせらぎ・・は大阪とはまた違った
蒸し暑さ!でありながらも、夏の風情たっぷりで、短い滞在時間では
ありましたがとても良かったです。

帰り際、来しな気になった神宮道の糀屋さん併設のカフェで昼メシ、
“味噌汁セット”なる素敵なネーミングのランチを食ってみました。

しめじとかぼちゃ主体で、白味噌と赤味噌の合わせの汁は、夏向きな、
チョイからめの塩気で、店奥の坪庭を眺めながら、お碗を傾け発汗!
しつつ、からし漬けをポリポリ、むっちりしたおにぎりを一人頂き、
なかなか贅沢な時間を過ごしました。

さすが糀屋さん・・!とあって大変美味しかったので、これまた気に
なっていた“甘酒のアイスクリーム”なるものをわんぼる君にお土産に
買って帰りました。

・・私も少し頂いたのですが、アイスクリーム・・というより、ミルクが
まざった甘酒が程よく固まった感じで、上に散らされたアーモンドも
絶妙なアクセントで感動でした!(・・原材料は、甘酒、生クリーム、アーモンド
のみでしたから当然ですかね・・。そのままの感想で申し訳ありません!
でも、その糀の、手塩にかけられた感じの上品で豊かな発酵具合、材料の
組み合わせの曇りの無い美しさは素晴らしかったです・・。京都なのに
“大阪屋”という屋号のお店です。)

やりますねぇ・・!!僕もぎゃんばるぞ!?


・・というわけで、当方、現在、米蔵人おくむらさんでの一斗缶画廊
かわる新作も、準備・制作中ですので、今しばらくお待ちください。

2013.8.11
★体温を越えて行く猛暑が連日続いている今日この頃の大阪地方!

みなさま、社会のあらゆる場所で、水分&塩分補給しながらバンバン
励んでおられる事と思います!あれだけわんさか鳴いていた蝉の声も、
ここに来てだいぶ減り、舗道の上にはその生涯を終えた亡骸がカラリ・・
と転がっております・・。

スーパーの花屋の軒先には、盆のお供えセットや蓮の花が並び、
我が町の小学校のグランドでは、やぐらに提灯が組まれ、夜な夜な
クレイジーな河内音頭のサウンドにのせて、浴衣姿のオバチャンらによる
エンドレスな舞いが展開されております・・。

“盆”・・その語源はサンスクリットの“ウランバーナ”と言われておりますが、
各地の風土、民俗信仰と合わさった日本のそれは、もはやあて字を越えた
独特な情緒、やさしさを持った響きを含んでいるように思います。

盆踊りの環になって踊るスタイルも一説によると、死者の埋葬地を中心に
集落を形成していた縄文の人々の暮らし・祭礼に由来しているとか・・。
そう言われれば、理由は分からんけどもそのスタイルは日本の風土にしっくり
来ているような気もします。

・・というわけで世の中は盆!と言う事で、当方、先日の休みの日は朝から“涅槃”
の意の“ニルヴァーナ”をバンド名に掲げた’90年代アメリカのロック・グループの
初期のへヴィ&ラウドなサウンドを久方ぶりにドゥイン・ドゥイン!鳴らしまして、
その振動の中に含まれる精霊とたわむれながら、汗ダラダラで掃除機ブインブイン
〜日頃なかなか出来ん布団干し、まで達成!しまして、訪れた清涼・沈黙〜達成感!
の中、玄米茶を入れ、今季初のイチジクをちゃぶ台前に鎮座、夏の全国高校野球
選手権大会を横目に頂きました。

イチジク・・柔らかな実にプチプチの食感、甘みの中の侘びた余韻が、そこはかとない
情感を残す、何と完成度の高いスイーツなんでしょう・・。これを製菓で再現することは
どのような熟練を持ってしても全くの不可能でありましょう・・。自然の恵みに只々感謝
であります・・。


追伸: 先日、ようやく無事に滋賀県は高島のお米のパッケージ画が完成いたしまして、
米屋のおくむらさんへとお渡しして参りました。

いざ引渡しとなると正直、なかなか自信がなかったのですが、おくむらさんからは
ハッと有難いリアクションを頂きまして、心底嬉しいやら一安心やら・・〜更に新たな、
岡山県は真庭市のお米のパッケージ画のお題〜見学の段取りまで頂き、当方、
またヤル気が燃えて参りました!秋の発売の際は、またお知らせいたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。


・・というわけで、当方、現在、米蔵人おくむらさんでの一斗缶画廊
かわる新作も、準備・制作中ですので、今しばらくお待ちください。
2013.8.22
★盆を過ぎてもなお、過酷な猛暑がまだまだ続いている大阪地方の
今日この頃。本当に大変な毎日ですが、みなさま元気で励まれ
ている事と思います!

私の方は、お盆は、盆前の突然のイレギュラーな職務の立て込み
により、所定の労働時間一杯で有難くも急遽、発生した予想外な
お休みを受けまして、・・よっしゃ!”と意気込んで、お米屋のおくむらさん
から頂いた次なるお題、岡山県真庭市は蒜山産のお米パッケージ画の
取材にいざ出掛けてみよう!(・・何でも、真庭市蒜山の町ではお盆に
相当な歴史を持つ、“大宮踊り”なる盆踊りが踊られているらしいのです・・!)

・・と段取ってみたものの、さすがのお盆とあって、宿はどこも
満杯で、私の急な企てなどかなうはずもなく・・そりゃそうやな・・
と悲しくも諦め・・。

だいぶ静かになった大阪市内、落ち着いた空気に、これはこれでいいもんや!
とお部屋モードで、針仕事、破れた衣服に伏せ布をあてたり、持ち帰っていた
職務の小道具・腰袋を洗ったり、チャリンコすっとばして図書館〜本屋と
うろつき回って調べ物したり、 味噌汁のダシをとったり、米を研いだり、植木に
水あげたり・・などして過ごしました。

しかしながら、結構本気で泊りがけで行こうと調べておりましたので、
せっかくですからここは、妄想の旅、全くの勝手な想像で行ったつもり
になって書いてみようかしら・・と思います!

(・・因みに今年1月に開催した展覧会“妄想・但馬国風土記”は、当時、
同様の理由で立案・制作した作品で構成しました。)

というわで、いざ!以下、妄想の旅へ・・!


・・と、煩雑な毎日を潜り抜け、久方ぶりに乗り込んだJR山陽新幹線レールスター・・
あんま美味しくない車内販売の紙コップ、ホットコーヒーをすすりながら
流れる車窓を横目にアッという間に、列車は明石〜姫路と過ぎ、岡山に到着!

〜駅構内、ホームのうどん屋(・・あるんかな?)のダシのかおりに後ろ髪・・
乗り換えアナウンスの、岡山弁なテイストに旅情をかき立てられつつ、JR吉備線へと乗り換え
4駅、吉備津駅でひとまず下車。

〜東側に見える真っ青な空に緑湧く吉備中山(・・かつては備前と備中の国境とされたらしいです。
山全体が神域とされ、南側には祭神である大吉備津命の陵墓とされる4世紀頃の前方後円墳、
全長140mにおよぶ中山茶臼山古墳があるらしい・・です。)
の稜線を眺めつつ結構な音量で鳴り響くセミの声の中すったか歩いて、どうしても観たかった
国宝・吉備津神社へ・・!

〜松並木を抜け、石段を上がり、朱塗りの門を潜って入った境内・・高まる胸のドキドキを抑え
社務所を抜けて現れた本殿・・“比翼入母屋造り”と呼ばれる、二つの屋根が連なった全国唯一、
特異な様式のインパクトは聞きしに勝るもので、二つの入母屋から伸びる桧皮葺の反り、
伸びやかさは想像以上の怖いくらいの美しさで、背後のご神体、中山の湧き盛る緑を前に
ズゴン!と構えた姿は凄かったです・・。

・・〜時間の都合で最後まで観れないのが残念ではありましたが、受けた強い印象を胸に、
本宮社までのびた長い回廊手前で折り返し・・。神社を後に、もと来た道を帰り、JR〜岡山駅
へと戻って昼メシ、(・・駅前のうどん屋で、かけうどんにかやくごはんのおにぎりを食った・・ことに
したい・・。薄くも瀬戸内の“いりこ”が効いた、ダシと天かす、かやくごはんの油が抜けた油揚げ
の相性は最高に気さくで、割りばしに染みたダシをいつまでも噛み締めたくなる美味さでありました・・。)

〜駅ロータリーから、中鉄バスへと乗り込み、岡山市を後に山間、幾つものトンネルを抜けて勝山〜
湯原温泉〜更に真庭市のコミュニティバスへと乗り換え、蒜山高原到着・・!

〜まずは、宿に荷物置いて、ひとっ風呂浴び気分一新!早めの晩飯とさせて頂き、
(・・養殖アユの塩焼き、これはこれで身の丈、うまかったっす・・!)〜薄暗くなり始めた、静かな空気
が広がる高原(・・何とこの辺りはオオサンショウウオの生息地とのこと・・!)の風景の中、国道沿い
をぽっぽこ歩いて、この日の大宮踊りの会場の一つとなっている上長田地区の小さなお堂、“吉森堂
へと着きました・・。

浴衣姿の地元の方々が集まり始めたお堂には、シリゲと呼ばれる美人画等の切絵細工が施された
独特な灯篭が吊るされ、古いお堂と相まって何とも不思議な雰囲気を醸しておりました。
そうして、あたりが暗くなると太鼓の音に合わせ、よく聞き取れませんでしたが“なんちゃらかんちゃら
ウワハンヨー”と甲高い声で謡いが始まり、“アオイ”に“シッシ”と呼ばれる踊りが輪になって舞われました。
悲しくも観光客でしかない私は、その小さなお堂のぼんやりとした明かりの中で繰り広げられる
非常にゆるやかな舞いと地元の方々でも意味がわからない(・・!)という掛け声が織り成す世界を
ぼーっと眺めながら、此岸と彼岸があいまいになってくるような不思議な感覚を感じました・・。

この大宮踊り・・何でも、盆踊りの原型といわれ、平安時代以前から伝わるもので、豊作を祈る田遊びと
念仏踊りが合わさって出来たものといわれているらしいです。こうした大変に古い歴史を持つ踊りを
現代に伝える蒜山の方々の素晴らしさと踊りの余韻に感じ入りながら、おひらきとなり、静けさが戻った
お堂を後にした私は、全身にしみ込んで来る虫達の声に包まれながら、山の稜線の上空、視界に入り
きれん全てに広がる、溢れ落ちて来そうなほどの満天の星の下をゆっくり、ギンギンに打ちのめされながら
歩いて歩いて宿へと帰り、何故か湧き上がる様々な思い出と静かな外の空気が懐かしく手を取り合っている
ような感覚の中、澄んだ気持ちになって眠りました・・。


(・・Uターンの渋滞が予想された翌日は、朝一に大阪、難波直通のバスが湯原温泉から出ているとのことで
コミュニティバス〜湯原温泉へと下り、現実が待つ大阪へと帰りました・・。)

・・・と以上、全て図書館で借りた書籍、“まっぷるマガジン岡山”〜“岡山県の歴史散歩”〜パソコン、
吉備津神社〜蒜山観光協会のホームページの情報をもとに、勝手な想像で書き記しましたが、実際は
もっともっと味わい深い感覚にディティール、発見や感動で一杯なことでしょう・・。セコい文章で申し訳ないです・・。
素晴らしい歴史を貧困な私が汚していない事を祈るばかりです・・。

追伸: こうして結局、お盆の間は大阪から出ることのなかった私ですが、せめてどこか日常とは違った
風情を感じたい・・と、テレビのデータ放送“関西おでかけマップ”で知った四天王寺で催されているという
盆の行事、“万灯会”なるものに8/16の晩に出掛けてみました。電車を夕陽丘で降りて行ってみたのですが、
“うら盆”と書かれた提灯が連なった夜の商店街は何ともいえん情緒たっぷりでした。思っていたより人手も
多すぎず、少なすぎず、露店もぽちぽち、軽いわくわく感もあって良かったです。

境内の、細い紙の帯がたくさんついた提灯が掲げられたお堂が、ぼんやり照らされている風景もなかなかで、
その紙の帯が夜の風にいっせいに揺れる様子は少しさみしいような、夏の終わりを感じさせる風景でした。

私と盆の四天王寺・・別段、直接は関係無いといえば無いのですが“お盆やなぁ・・”としみじみそのやさしい風情を
胸に帰りました。


・・というわけで、当方、現在、米蔵人おくむらさんでの一斗缶画廊
かわる新作も、準備・制作中ですので、今しばらくお待ちください。
2013.8.24
★久方ぶりの雨が降り、とりあえず極端な猛暑が落ち着いている今日この頃
の大阪地方。みなさま、元気を持ち直してお過ごしの事ではないかと思います!

いつもたいへん厳しい暑さに晒されてきた我が家のベランダの萩達も、爽やかに
舞う雨粒に葉っぱを濡らし、茎から先端まで・・ピッと活き活き、心底緑を取り戻した
その表情は、現れ始めたツボミと共にホッとしている様で嬉しそうであります。

また、わが町の商店街、裏手の地蔵尊では地蔵盆(・・私、関西に来るまでこの風習を
知りませんでした・・)が開かれ、飾り付けられた祠の上にはたくさんの提灯が吊られ、
夕暮れにぼんやり灯った、桃色とオレンジの明かりの下に張られたテントでは、デカい単発の
スピーカーを備えたカラオケマシンにCDラジカセ、マイクを接続したミニマルなセットを操り、
ぶんぶん放たれる濃厚な河内音頭のサウンドに合わせて、軽妙に生の和太鼓を叩き続ける
おじさんのあやしくも楽しげなオリジナル・スタイルのプレイが展開されております・・。

僕は、キャップをかぶりパイプ椅子に腰掛けたそのおじさんの、完璧なまでの風景を
軽い羨望と尊敬の念をもって眺めながら、ハンドルに買い物袋をひっさげた我がチャリンコ
のスピードを少し緩めて家路に就いております。

いろいろと厳しい世の中でありますが、みなさん各々、緩く楽しんでおられるようです。

お米のパッケージ画とは別の、なかなか進んでいなかった本来の画業の方も、ここに来て
ようやく着手・・!出来まして少しづつではありますが自分を取り戻しつつあるように思います。

完成次第、何らかの方法を持って発表したいと思いますので、その時はよかったら
ご高覧下さい。


追伸: 先日、タワーレコードの試聴コーナーで聴いて“イイな!”と思った“ザ・コートニーズ”
なるカナダのガールトリオの1stアルバムを買ってみました。

ソニック・ユースや少年ナイフを思わせる、爽やかにゆがみつつもシンプルなベース、ドラム、
ギターに率直なヴォーカルが乗ったサウンドは、社会と労働・・とあらゆる局面に存在する
どうしようもない疲労に打ちのめされた心情を洗い流してくれるかのような清涼感溢れるサウンドで、
こんな私にも、まだ何か出来るのではないか・・と勘違いさせてくれるような、なかなか作為だけでは
実現できない魅力が一杯で、とても気に入りました。・・私もぎゃんばるぞ・・!って思いました。



・・というわけで、当方、現在、米蔵人おくむらさんでの一斗缶画廊
かわる新作も、準備・制作中ですので、今しばらくお待ちください。
2013.9.1
★台風の接近〜雨と経て、温帯低気圧、蒸し暑い風に雨・・と
毎度のアジアンな気候に見舞われとる今日この頃の大阪地方。

なかなかすんなりと爽やかな秋になってくれない様ですが、
みなさまお元気でお過ごしの事と思います。

私の方は、ようやく完成した一斗缶画廊に代わる新企画・ざる画廊
を先日、米蔵人おくむらさんへセッティングして参りました。

諸事情により、約7ヶ月ぶりの常設展入れ替えとなってしまいましたが、
久方ぶりの新作発表に私自身、気持ちも新たにまたがんばっていきたい
と思いました。よかったら観てやって下さい・・。


追伸: 先日、わんぼる君からの誘いを受け、京都は上賀茂神社(正式には“加茂別雷神社”
というらしいです・・)で催されている手作り市に行ってきました。

その名からクラフト系の作家さんの出展がメインかと思っておりましたら、意外にも
自家焙煎珈琲にパン、ジャムに漬物、野菜と食品系の方も多く、せせらぎが流れる境内の雰囲気と
あいまって、樹々の間に開かれた各テントをのぞくのはなかなか楽しかったです。(・・私、マンゴーゼリー
が入った夏みかんジュースを片手に天然酵母の玉ねぎパンをかじりながらうろつき、若い農家の方の
お店で無農薬・無肥料のモロヘイヤにミョウガ、ピーマン、オクラを買いました。ミョウガが、花が咲き始めて
いて申し訳ないとのことで、甘長をたくさんサービスして下さりかたじけなかったです・・。)

モロヘイヤは毎度のおひたしに、オクラは茹でてもろみ味噌をつけて食いました。両者、想像以上の粘りで、
噛みながら、ぬるぬるぶくぶく・・口の中でモリアオガエルの産卵が始まったかの様な強い精気にびっくり・・!
たいへん美味しく頂きました。甘長、ピーマン、ミョウガは豚肉を入れた味噌汁に一緒に入れていつものより
強い甘み、に明日の英気を養ってもらいながらガシガシ食らいました。


・・というわけで、米蔵人おくむらさんでの常設展は現在、「とちのき」(’13年作)に未発表の新作絵画&小品
を展示した新企画・ざる画廊のコンビネーションで開催中です!宜しければ是非!ご高覧下さい。